増田理、好リリーフ。静高の3連覇を阻む
第98回全国高校野球選手権静岡大会4回戦 (7/23 草薙球場第2試合)
4回戦 | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
浜松商 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
静岡 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(浜)大橋、増田理-尾浜
(静)村木-森
▽本塁打 鈴木将(静)
▽二塁打 山本(静)
浜商は2回、1死から大橋が左前安打で出塁すると、次打者加藤でエンドランが成功し、一、三塁とチャンスを広げる。ここで大浜が犠飛を放ち1点を先制する。静岡・鈴木将平の2点ランニング本塁打で逆転された直後の4回には敵失と大橋の安打などで1死二、三塁とすると、大浜の遊ゴロに悪送球が絡んで二者が生還し、再びリードを奪う。5回にも静岡・鈴木将兵の適時打で同点とされるが、その直後の6回に加藤、大浜の連打で一、三塁の好機を作ると、次打者・半田の場面で村木の暴投により勝ち越しに成功する。浜商は6回裏からエース大橋投手に代わって左腕・増田理人投手を起用。この起用が見事に嵌まり、6回の三者三振を含め8回途中まで8者連続で打ち取る好リリーフを見せた。8回には2死満塁、9回にも一打同点のピンチを迎えるも、落ち着いて後続を打ち取り、ついに静岡の3連覇を阻止した。
6回、浜商は暴投の間に三走・加藤が生還し、勝ち越し。これが決勝点となる
増田理人投手の球速80km/h台のスローカーブを効果的に使った投球の前に静岡打線が沈黙。
9回、一打同点の場面で鈴木将兵選手を右飛に抑え勝利。喜ぶ増田理人投手と尾浜捕手