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 第2回 70回静岡大会1,2回戦
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■ 1回戦 (昭和63年7月16,17,21日静岡球場ほか)
 開幕戦の1−0に象徴されるかのように各球場で1点差、延長のゲームが相次いだ。この春に山内克之監督から斉藤精一新監督になった昨秋の準V校、浜北西は内山秀利監督率いる三ヶ日に苦戦。辛くも6−5で初戦突破。伝統校同士の対戦となった富士−浜松西は終盤に集中打を見せた富士がコールド勝ち。浜松商は5回コールドで初戦を突破。当面の目標、3回戦の静岡戦に向けて好発進。
1回戦
三ヶ日
浜北西 X
1回戦
富 士   10
浜松西  
▽島田商1−0橘▽静清工8−6清水工▽浜北西6−5三ヶ日▽沼津商5−4伊東城ヶ崎(延長10回)▽池新田4−3庵原(延長12回)▽相良4−3藤枝明誠(延長10回)▽富士宮北8−0沼津北▽磐田商5−0島田学園▽静岡工7−3伊東商▽引佐8−1沼津高専▽市立沼津13−3春野▽小笠農5−4富士東(延長10回)▽沼津東1−0浜松日体▽吉田11−4裾野▽伊豆中央10−1佐久間▽韮山8−0浜松湖南▽焼津水産2−1浜松江之島▽下田北7−0熱海▽三島南11−5島田▽静岡市立5−3浜松工▽吉原商6−3三島▽焼津中央5−2天竜林▽富士10−3浜松西▽清水市商6−1御殿場南▽藤枝東4−3沼津城北▽静岡東4−2榛原▽静岡南8−1島田工▽浜松商11−1浜松城北工▽掛川西4−0金谷▽小山5−4二俣▽菊川6−2伊東▽吉原工2−0磐田農▽湖西7−4沼津工▽星陵10−0浜松東▽大井川13−1農業経営▽静岡西14−1国際海洋▽浜松北8−1修善寺工▽静岡商7−5長泉▽東海大一8−1田方農▽興誠9−3富士宮農▽川根4−2掛川工▽藤枝北5−4浜名
2回戦の結果へ

5回コールド発進 (1回戦 浜松城北工戦)

昭和63年7月21日 1回戦
浜松球場

1回戦
浜松城北工        
浜 松 商 1x         11

5回コールド
(城)夏目、渥美−板津
(商)岡本−鈴木光
二塁打−松下(城)、田中2、西尾(商)

浜松城北工 打安点
(4)
(6)
(8)
(1)7
(3)
(5)
(7)

(2)
(9)
大陽寺
筒  井
松  下
夏  目
小  畑
岡  本
河  合
渥  美
板  津
佐  藤
210
200
210
100
211
200
100
100
100
200
振4球2犠0盗0 1631
浜 松 商 打安点
(6)
(8)
(7)
(2)
(1)
(3)
(5)
(4)

(9)
山  下
田  中
西  尾
鈴木光
岡  本
鈴木祐
加藤佳
森  口
原  田
山  田
310
334
422
200
200
100
210
200
000
320
振0球5犠3盗4 2296
==戦評==
 初回、山下がストレートの四球で出塁すると、続く田中の犠打が敵失を誘い無死1,3塁。3番の西尾の二塁ゴロの間に山下が生還し、ノーヒットで先制。2回、1、3塁から田中の左越え二塁打と西尾の右中間二塁打など4本の長短打で一挙4点。3回にも田中の適時二塁打などで追加点を挙げ、大量リードを奪った。浜商の先発・岡本は4回に3安打を集められ1点を失うものの後続を断ち、5回コールド発進の好スタートを切った。(文中敬称略)
▼試合後のコメント
「良くも悪くもない。まあ、ウチらしい得点の仕方。」(上村敏正監督)
「(失点した4回は)集中力が少し欠けました。それにこれぐらいでは喜べません。60点の出来」(5回3安打1失点の岡本将秀投手)

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■ 2回戦 (昭和63年7月22,23日静岡球場ほか)
 2回戦からシード校が登場。前年夏の優勝校で連覇を狙う静岡は初戦で静岡西と対戦。静岡は先発・赤堀元之が好投し中盤まで4−1とリードするも、7回に3点を奪われ同点とされる。4−4のまま迎えた延長11回裏、二死1,2塁から静岡西の近岡に右前安打を打たれサヨナラ負け。静岡は静岡西の度重なるワンポイント継投の前に決定打が出ず、思わぬ初戦敗退となった。
 また、シード校磐田南も8−6とリードしながら、9回裏、菊川の粘りの前に逆転サヨナラ負けを喫した。その他のシード勢、東海大工、日大三島、沼津学園、静岡学園、袋井、御殿場西らは順当に3回戦進出。強豪対決となった富士宮西−富士宮北、東海大一−静岡商は、それぞれ富士宮西、東海大一が接戦を制している。また、西部の有力校、浜北西、聖隷学園は、東部の市立沼津、富士にそれぞれ惜敗。浜松商は森に4−1で勝ち、3回戦進出を決めている。3回戦の相手は静岡を下して勢いにのっている静岡西。浜商としては受けて立つ立場で、戦いにくい相手になるか。
2回戦
富士宮西
富士宮北
2回戦
市立沼津
浜北西
2回戦
磐田南
菊 川 3x
2回戦
静岡商
東海大一
2回戦
静 岡
静岡西 1x
2回戦
日大三島
焼津水産
▽静岡学園6−5池新田▽富士宮西3−0富士宮北▽袋井商4−3静岡工▽焼津中央3−0引佐▽静岡市立7−0下田北▽袋井8−1三島南▽伊豆中央5−2小笠農▽御殿場4−3沼津商(延長12回)▽市立沼津2−1浜北西(延長11回)▽横須賀8−1韮山▽島田商3−2浜松南▽磐田商5−0周智▽日大三島6−3焼津水産▽沼津学園7−4静清工▽吉原商2−1相良▽沼津東4−3気賀(延長14回)▽静岡西5−4静岡(延長11回)▽御殿場西12−5浜松北▽静岡南2−1藤枝東▽浜松商4−1森▽川根4−0大井川▽菊川9−8磐田南▽吉田5−4掛川西▽清水東9−4小山▽東海大一6−5静岡商▽静岡市商2−1藤枝北▽静岡農3−2吉原工▽清水市商7−3新居▽東海大工7−2星陵▽興誠1−0湖西▽静岡東8−1静岡北▽富士3−2聖隷学園

序盤のリードを守りきる(2回戦 森戦)

昭和63年7月23日 
第70回全国高校野球選手権記念静岡大会 2回戦
浜松球場

2回戦
浜 松 商 X

(森)倉嶋−杉山
(浜)加藤佳−鈴木光
二塁打−鈴木貴(森)

打安点
(6)
(4)
H4

(8)
(1)
(9)
(3)
PH
(7)
H7
(2)
(5)
渡   辺
石   田
山   下
坂   本
須   田
倉   嶋
佐   藤
中   山

鈴 木 智
甚   沢
杉   山
鈴 木 貴
310
300
100
000
410
400
430
200
110
200
211
410
310
振10球0犠2盗0 3391
浜 松 商 打安点
(6)
(8)
(7)
(2)
(1)
(3)
(4)
(9)
H9
R9
(5)
PH
山   下
田   中
西   尾
鈴 木 光
加 藤 佳
鈴 木 祐
森   口
山   田
佐   藤
柳   瀬
原   田

岡   田
431
410
310
100
310
410
300
100
210
000
300
000
000
振3球6犠4盗4 2881
==戦評==
 初回、先頭の山下が一塁強襲の安打で出塁。一死1,3塁とした時、森・倉嶋投手のボークで先制。二死後に再び倉嶋のボークで西尾が還って難なく2点を先制。2,3回にも1点づつ加点しリードを広げる。浜商の先発・加藤佳は森打線から9安打を打たれたものの、要所を押さえ1失点完投勝利。(文中敬称略)

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